絵画作品
蔓草の網
物語り
古典経典の中に繰り返し出てくる『蔓草』という言葉。
’その蔓草が生じたのを見たならば、智慧によってその根を断ち切れ’
(Dhamma-padaより)
と言われますが、なかなかそう簡単にはいかないものです。
何度も茎を切って、心に巻きつく蔓草を取り去ったつもりでも、根を絶やさなくては繰り返しその苦しみに囚われてしまいます。
でも、その根を断ち切れないのは、それが甘美だからなのだろうなぁ、、、と、自身の性にため息が出てしまいます。
断ち切ることはできなくても、せめて、それに背を向けて、話しかけられている言葉に耳を傾けていたいと思います。
’その蔓草が生じたのを見たならば、智慧によってその根を断ち切れ’
(Dhamma-padaより)
と言われますが、なかなかそう簡単にはいかないものです。
何度も茎を切って、心に巻きつく蔓草を取り去ったつもりでも、根を絶やさなくては繰り返しその苦しみに囚われてしまいます。
でも、その根を断ち切れないのは、それが甘美だからなのだろうなぁ、、、と、自身の性にため息が出てしまいます。
断ち切ることはできなくても、せめて、それに背を向けて、話しかけられている言葉に耳を傾けていたいと思います。
作品概要
蔓草の網
素 材:パネル・土・アクリルエマルジョン・日本画煉絵具・岩絵の具・胡粉・金箔・銀箔・玉虫箔・アルミニウム箔
サイズ:S50