動物慰霊碑として描かせていただいた『蓮華図』

私自身も多くのペットと暮らし、何度も別れを繰り返してきた一人のオーナーとして、我が子がこんな場所で穏やかに楽しく暮らしてくれていたらいいなという願いを込めて描いた作品。

愛するペットたちとの別れは必ずくるとわかっていても受け入れ難い悲しみです。

言葉が話せないペットたちとの別れた後は、ただ可愛い子がいないことの悲しみや寂しさ、また、あゝしてあげれば良かった、もっと早く気づいてあげれば良かったという後悔や懺悔の気持ちで押しつぶされそうになります。

そんなオーナー様の傷心に寄り添い、虹の橋を渡った子たちは、みんな痛みも苦しみもない世界で元気に暮らしているのだということをイメージできるような優しくて暖かな作品に仕上げました。

また、すぐ隣には永代供養慰霊碑が建立されており、そこに納めさせていただいた作品『釈迦誕生図』と連動するような絵柄になっており、私たちがいずれ向かう先と同じ場所で待っていてくれることを想像していただけるように描いています。


オーナー様の心が少しでも早く癒されてもらえるよう願い祈っています。