絵画作品
自灯明 〜Alice〜
物語り
「自らを島とし、自らをよりどころとして、他をよりどころとせず、法を島とし、法をよりどころとして生きなさい。」
『大般涅槃経』に残されたこの言葉は、日本では「自灯明・法灯明」という言葉でも知られています。
最初にこの言葉を読んだ時、私は「自分を信じ、自分の考えに従って生きなさい」という意味なのだろうかと思いました。
けれど、その後に続く言葉を読んでいくと、お釈迦さまが語っていらっしゃるのは、ただ自分の直感や感情を信じなさいということではないように感じました。
自分の身体を観察する。
感情を分解して心の機微を観察する。
自分自身をよりどころとするためには、まず自分自身をよく知って繰り返し調え続ける必要があるのだと思いました。
思い通りにならない時、私たちは自分を責めたり、反対に誰かや環境のせいにしたくなったりします。
けれど、起きてしまった出来事を変えることはできなくても、その出来事によって自分の心に何が起きているのかを見つめ、そこからどう考え、どう行動するかは、自分自身で選ぶことができます。
不安も、怒りも、悲しみも、私の中に生まれるもの。
その生まれた感情に振り回されず、その感情を注意深く見つめ、何が自分を揺らしているのかを知り、そのたびに自分自身を調え続ける。
そうやって揺れる自分を見つめ調えつづけることが、自分自身をよりどころとして生きるということなのではないかと思うのです。
『大般涅槃経』に残されたこの言葉は、日本では「自灯明・法灯明」という言葉でも知られています。
最初にこの言葉を読んだ時、私は「自分を信じ、自分の考えに従って生きなさい」という意味なのだろうかと思いました。
けれど、その後に続く言葉を読んでいくと、お釈迦さまが語っていらっしゃるのは、ただ自分の直感や感情を信じなさいということではないように感じました。
自分の身体を観察する。
感情を分解して心の機微を観察する。
自分自身をよりどころとするためには、まず自分自身をよく知って繰り返し調え続ける必要があるのだと思いました。
思い通りにならない時、私たちは自分を責めたり、反対に誰かや環境のせいにしたくなったりします。
けれど、起きてしまった出来事を変えることはできなくても、その出来事によって自分の心に何が起きているのかを見つめ、そこからどう考え、どう行動するかは、自分自身で選ぶことができます。
不安も、怒りも、悲しみも、私の中に生まれるもの。
その生まれた感情に振り回されず、その感情を注意深く見つめ、何が自分を揺らしているのかを知り、そのたびに自分自身を調え続ける。
そうやって揺れる自分を見つめ調えつづけることが、自分自身をよりどころとして生きるということなのではないかと思うのです。
作品概要
自灯明 〜Alice〜
素 材:キャンパス・土・アクリルエマルジョン・日本画煉絵具・金箔
サイズ:SM
制作年:2019年
個人所蔵




