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絵画作品

浄睡蓮池

物語り

『浄睡蓮池』 は、極楽浄土に咲くと伝えられる蓮華から着想を得て制作された作品です。

経典には次のように説かれています。

彼国有七寶池、八功德水充滿其中。
池底純以金沙布地。四邊階道、金銀琉璃玻瓈合成。
上有樓閣、亦以金銀琉璃玻瓈、硨磲赤珠碼碯、而嚴飾之。
池中蓮華、大如車輪、青色青光、黃色黄光、赤色赤光、白色白光、微妙香潔。

かの国(阿弥陀仏の浄土)には七宝でできた池があり、八功徳水が満ちている。
その底は金の砂で敷き詰められ、四方の階や道は金・銀・瑠璃・玻璃で飾られている。
池の上には七宝で荘厳された楼閣があり、池に咲く蓮華は車輪のように大きく、青・黄・赤・白の光を放ちながら芳香を漂わせる、と。

本作では、その「池の底が金の砂で輝く」という描写をもとに、盛り上げ彩色を施した後、様々な色の箔や金材を埋め込み、削り出して模様を描きました。陽光を受けてキラキラと輝く画面は、極楽浄土の水底から光が湧き上がるような印象を与え、色とりどりの睡蓮を浮かび上がらせます。

経典に説かれる「青・黄・赤・白」の蓮華に対し、本作では赤・桃・黄・紫の四色を配し、現代的な感性で清らかな浄土の世界を表現しました。八角形のパネルは「八正道」を象徴し、観る者を浄らかな道へと誘います。

作品概要

浄睡蓮池

素材:八角パネル・土・日本画煉絵具・アクリルエマルジョン・アルミニウム箔
サイズ:直径50センチ

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