絵画作品
森の賢者
物語り
犬の散歩で裏山を歩くと、カモシカに出会うことがあります。
すぐそばまで近づかないと気が付かないほど、じっと森の中に佇んでいるカモシカは、その落ち着いた様子から森の賢者と呼ばれることがあります。
私をみても慌てる様子もなく、ただこちらを静かに見つめて立っている眼差しは、様々な感情に溺れ彷徨い歩く私の心を見透かしているようです。
すぐ側まで近づくことはできるけれど、決して触れることができない絶妙な距離感。
そんな彼に出会うと、私は何をしたくて生きているのだろうと考えさせられ、一瞬時間が止まったように感じます。
いろいろな役割を与えられ、自分の価値を様々な尺度で推し測って、あとどれだけ残されているのかわからない時間に焦りながら頭でっかちになって世界を見ている私の姿は、彼らの目にどんなふうに映っているのだろう。
もっと感覚を大切にして、心をすり減らすことなく誰にも触れさせない自分だけの聖域を保って、この先もずっと描き続けるたいと願うのです。
すぐそばまで近づかないと気が付かないほど、じっと森の中に佇んでいるカモシカは、その落ち着いた様子から森の賢者と呼ばれることがあります。
私をみても慌てる様子もなく、ただこちらを静かに見つめて立っている眼差しは、様々な感情に溺れ彷徨い歩く私の心を見透かしているようです。
すぐ側まで近づくことはできるけれど、決して触れることができない絶妙な距離感。
そんな彼に出会うと、私は何をしたくて生きているのだろうと考えさせられ、一瞬時間が止まったように感じます。
いろいろな役割を与えられ、自分の価値を様々な尺度で推し測って、あとどれだけ残されているのかわからない時間に焦りながら頭でっかちになって世界を見ている私の姿は、彼らの目にどんなふうに映っているのだろう。
もっと感覚を大切にして、心をすり減らすことなく誰にも触れさせない自分だけの聖域を保って、この先もずっと描き続けるたいと願うのです。
作品概要
森の賢者
素材:パネル・土・和紙・日本画煉絵具・アクリルエマルジョン・岩絵の具・金箔・洋金箔・虹彩箔
サイズ:F4
制作年:2026年







