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絵画作品

憂なき静寂

物語り

阿弥陀経の一説に釈尊が舎利弗たちに極楽浄土がどういったものかを説いたというお話が出てきます。その説明のひとつに『極楽には七宝の池があり、そこには八つの功徳のある水が充満している。池の底には金の砂が敷詰められ、池の四方の階段は金銀瑠璃などで飾られている。池の中には車輪のような大きな蓮華が咲き、青蓮華は青く、黄蓮華は黄色く、赤蓮華は赤く、白蓮華は白く輝いて微妙な香が漂っている。』とあります。

その池に心を映し出せば、きっと曇り一点もなく波紋も立たない鏡のように迷いも苦しみも無く穏やかに違いありません。そんな心を映し出した姿を描きました。

作品概要

憂なき静寂

素 材:木・アクリル絵具・玉虫箔
サイズ:約18cm×120cm

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