絵画作品
夢の行方
物語り
ある日、私は夢の中で白い象に出会いました。
仏教には、釈迦の母・摩耶夫人の夢に六本の牙を持つ白象が現れ、その後、釈迦を身ごもったという「托胎霊夢」の説話があります。六牙の白象は、六波羅蜜や六根清浄とも結びつけられ、普賢菩薩を乗せる存在としても描かれてきました。
けれど、私が描いた六牙の白象は、威厳に満ちた大きな象ではありません。
まだ幼い、愛らしい六牙の白い仔象です。
頭には蓮の花を束ねた冠をつけ、虹色の雲に乗ってふわふわと旅をしています。
仔象には、ひとつの役目があります。
誰かの夢の中を訪れ、大切なメッセージを届けること。
けれど、仔象は何も語りません。
夢の中で白象に出会った人が、そこから何を受け取り、どのような意味を見つけるのかはその人自身に委ねられているのです。
私自身が白象の夢を見たのは、振り返れば人生の大きな転換期でした。
その夢を見た時は何を伝えようとしていたのかわらかなかったけれど、その景色はとてもキラキラしていて、とても大切なメッセージが届いたような気がしたので、夢から覚めてすぐに夢で見た景色をデッサンに残しました。
それから20年以上の月日が流れ、様々なことを体験した私はこの作品へと辿り着きました。
白象が運んでくるメッセージは、答えを教えてくれるものではなく、自分の中にすでにある何かに気づかせてくれるものなのかもしれません。
六牙の白い仔象は、今日も虹色の雲に乗ってメッセージを誰かに届けるためにふわふわと旅を続けているいことでしょう。
仏教には、釈迦の母・摩耶夫人の夢に六本の牙を持つ白象が現れ、その後、釈迦を身ごもったという「托胎霊夢」の説話があります。六牙の白象は、六波羅蜜や六根清浄とも結びつけられ、普賢菩薩を乗せる存在としても描かれてきました。
けれど、私が描いた六牙の白象は、威厳に満ちた大きな象ではありません。
まだ幼い、愛らしい六牙の白い仔象です。
頭には蓮の花を束ねた冠をつけ、虹色の雲に乗ってふわふわと旅をしています。
仔象には、ひとつの役目があります。
誰かの夢の中を訪れ、大切なメッセージを届けること。
けれど、仔象は何も語りません。
夢の中で白象に出会った人が、そこから何を受け取り、どのような意味を見つけるのかはその人自身に委ねられているのです。
私自身が白象の夢を見たのは、振り返れば人生の大きな転換期でした。
その夢を見た時は何を伝えようとしていたのかわらかなかったけれど、その景色はとてもキラキラしていて、とても大切なメッセージが届いたような気がしたので、夢から覚めてすぐに夢で見た景色をデッサンに残しました。
それから20年以上の月日が流れ、様々なことを体験した私はこの作品へと辿り着きました。
白象が運んでくるメッセージは、答えを教えてくれるものではなく、自分の中にすでにある何かに気づかせてくれるものなのかもしれません。
六牙の白い仔象は、今日も虹色の雲に乗ってメッセージを誰かに届けるためにふわふわと旅を続けているいことでしょう。
作品概要
夢の行方
素材:パネル・箔紙・白土・日本画煉絵具・アクリルエマルジョン・岩絵の具・金箔・水金箔・
サイズ:F4
制作年:2025年
個人所蔵(インタンブール)






