天井画
善国寺 位牌堂天井画『鳳凰飛来図』
物語り
世に平安が訪れる時に姿を見せるといわれる鳳凰。
伝説では7色の羽を持つといわれますが、この作品ではあえて青い空に映える白い鳳凰を描きました。
このお寺がある山梨県南巨摩郡は南アルプの脇に位置し、高い山が険しくそびえ立つ地域です。高い山々を覆うような雲海に顔を出す山の頂のさらに上空を白く輝く鳳凰が優雅に舞う姿を想像しながら描きました。
青い空にはパールを含ませた濃青から明青へとグラデーションに仕上げ、雲海は表情が違う金の下地に幾層にも雲が重なる様子を映水らしい白の線で表現しました。
お堂へ差し込む光によって空や雲海がきらきらと輝いてとても優雅です。
改修前はフラットな天井でしたが、天井を切って一段奥へ天井画が入るように施行していただいたので奥行きの分豪華さが増しました。立上がり部分は濃紺に金で蔦柄を描き入れて額縁のように仕上げてあります。
伝説では7色の羽を持つといわれますが、この作品ではあえて青い空に映える白い鳳凰を描きました。
このお寺がある山梨県南巨摩郡は南アルプの脇に位置し、高い山が険しくそびえ立つ地域です。高い山々を覆うような雲海に顔を出す山の頂のさらに上空を白く輝く鳳凰が優雅に舞う姿を想像しながら描きました。
青い空にはパールを含ませた濃青から明青へとグラデーションに仕上げ、雲海は表情が違う金の下地に幾層にも雲が重なる様子を映水らしい白の線で表現しました。
お堂へ差し込む光によって空や雲海がきらきらと輝いてとても優雅です。
改修前はフラットな天井でしたが、天井を切って一段奥へ天井画が入るように施行していただいたので奥行きの分豪華さが増しました。立上がり部分は濃紺に金で蔦柄を描き入れて額縁のように仕上げてあります。
作品概要
『鳳凰飛来図』
サイズ:約90×120cm
素 材:アクリル画
善国寺(富士川町/山梨県)
〒400-0505 山梨県南巨摩郡富士川町長澤607