絵画作品
ベビー関羽ちゃん
物語り
関羽といえば三国志でもご存知の方が多いと思います。
三国志の中で描かれる関羽といえば、赤いお顔に長いお髭、青龍偃月刀(せいりゅうえんげつとう)を持った巨人というイメージではないでしょうか。
いつもなら、私たちがよく知る仏様のお姿の時に持っていらっしゃる持物や髪型、そのほか服装やポーズなどの様々な特徴をできるだけベビーちゃんにすることで、どの仏様なのかが想像していただけるようにするのですが、
実在した人物が神格化した場合は、それらの特徴をベビーちゃんに取り込むのはとても難しい問題がたくさんありました。
初めは普通のベビーちゃんが馬に乗った姿を描いてみましたが、このベビーちゃんが誰なのかが特定することができません。
また、ベビーちゃんにお髭をつけるのにはつけ髭っぽくしようかな・・・なども考えましたが、それも効果的には思えません。
さらに、私が描く仏画の仏様には武器を持たせないことを決めているので、一番の特徴の一つである青龍偃月刀を持たせられないとなると関羽を示唆する手がかりが一つも無くなってしまうのです。
色々悩んで様々な下図を作りましたが、今回は関羽らしく、馬に跨っている姿で中国装飾の甲冑を描くことを楽しむことにしました。
忠義を尽くす武将として大活躍した関羽ですが、その後その忠誠心の厚さから中国では関帝として神格化され、武人の神様や商売の神様として崇められるようになりました。
三国志の中で描かれる関羽といえば、赤いお顔に長いお髭、青龍偃月刀(せいりゅうえんげつとう)を持った巨人というイメージではないでしょうか。
いつもなら、私たちがよく知る仏様のお姿の時に持っていらっしゃる持物や髪型、そのほか服装やポーズなどの様々な特徴をできるだけベビーちゃんにすることで、どの仏様なのかが想像していただけるようにするのですが、
実在した人物が神格化した場合は、それらの特徴をベビーちゃんに取り込むのはとても難しい問題がたくさんありました。
初めは普通のベビーちゃんが馬に乗った姿を描いてみましたが、このベビーちゃんが誰なのかが特定することができません。
また、ベビーちゃんにお髭をつけるのにはつけ髭っぽくしようかな・・・なども考えましたが、それも効果的には思えません。
さらに、私が描く仏画の仏様には武器を持たせないことを決めているので、一番の特徴の一つである青龍偃月刀を持たせられないとなると関羽を示唆する手がかりが一つも無くなってしまうのです。
色々悩んで様々な下図を作りましたが、今回は関羽らしく、馬に跨っている姿で中国装飾の甲冑を描くことを楽しむことにしました。
忠義を尽くす武将として大活躍した関羽ですが、その後その忠誠心の厚さから中国では関帝として神格化され、武人の神様や商売の神様として崇められるようになりました。
作品概要
ベビー関羽ちゃん
素材:パネル・土・麻布・日本画煉絵具・アクリルエマルジョン・岩絵の具・金箔・水金箔・洋金箔・アルミニウム箔
サイズ:F10
制作年:2025年
個人所蔵







