絵画作品
ベビー大黒ちゃん
物語り
私たち人間や動物たちと変わらず、輪廻の中を生きる生物である神々。
ベビーシリーズは、輪廻するなら神様にも生まれてきた時だってあると考え、請願発起して人を苦しみから救う菩薩や神部の神々になる前の、まだ何も知らない可愛くて純真無垢で愛おしい赤ちゃんの姿で神々の幼少期を描くシリーズです。
大黒天はもともとインドのヒンドゥー教のシバ神の化身であるマハーカーラと呼ばれる神様。
仏教においては仏教の守護神としての位置付けになり、密教と共に日本に伝来されました。
日本に伝来してからは、古来から日本に伝わる大国主命と習合し、七福神の一員として市民からの人気を集めるようになりました。
五穀豊穣の神様として崇められ食と深い関係を持つ一方で、マハーカーラの名残によって戦闘神としての役割も持ちます。
この作品では、大黒天がまだ赤ちゃんの頃を想像して描いています。
まだ自分の役割を知らない幼い大黒天ちゃんは、福々としたほっぺにまんまるなお尻がかわいい愛らしい姿です。
実はこの作品はクリスマスシーズンに開催した展覧会に新作として出展するために描いたものだったので、どこかクリスマスらしい要素を散りばめています。
赤い帽子をかぶって白い袋を持ったお姿は、どこかサンタクロースを彷彿させるな・・・と子供の頃からずっと思っていたので、今回は思い切って他宗教の要素を取り込み、世界中で愛される神様として描いてみました。
七福神のお一人として描かれる大黒様はにこやかで福々したお姿ですが、大黒天には毘沙門天と弁財天の顔を左右に持つ三面大黒と呼ばれる3つの顔を持った大黒様がいらっしゃいます。
そこで、このベビー大黒ちゃんは大きくなると三面大黒になるというメッセージを作品の中に描きこみました。
ベビーシリーズは、輪廻するなら神様にも生まれてきた時だってあると考え、請願発起して人を苦しみから救う菩薩や神部の神々になる前の、まだ何も知らない可愛くて純真無垢で愛おしい赤ちゃんの姿で神々の幼少期を描くシリーズです。
大黒天はもともとインドのヒンドゥー教のシバ神の化身であるマハーカーラと呼ばれる神様。
仏教においては仏教の守護神としての位置付けになり、密教と共に日本に伝来されました。
日本に伝来してからは、古来から日本に伝わる大国主命と習合し、七福神の一員として市民からの人気を集めるようになりました。
五穀豊穣の神様として崇められ食と深い関係を持つ一方で、マハーカーラの名残によって戦闘神としての役割も持ちます。
この作品では、大黒天がまだ赤ちゃんの頃を想像して描いています。
まだ自分の役割を知らない幼い大黒天ちゃんは、福々としたほっぺにまんまるなお尻がかわいい愛らしい姿です。
実はこの作品はクリスマスシーズンに開催した展覧会に新作として出展するために描いたものだったので、どこかクリスマスらしい要素を散りばめています。
赤い帽子をかぶって白い袋を持ったお姿は、どこかサンタクロースを彷彿させるな・・・と子供の頃からずっと思っていたので、今回は思い切って他宗教の要素を取り込み、世界中で愛される神様として描いてみました。
七福神のお一人として描かれる大黒様はにこやかで福々したお姿ですが、大黒天には毘沙門天と弁財天の顔を左右に持つ三面大黒と呼ばれる3つの顔を持った大黒様がいらっしゃいます。
そこで、このベビー大黒ちゃんは大きくなると三面大黒になるというメッセージを作品の中に描きこみました。
作品概要
ベビー大黒ちゃん
素材:パネル・土・麻布・日本画煉絵具・アクリルエマルジョン・岩絵の具・金箔・水金箔・洋金箔・玉虫箔
サイズ:M6