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お知らせ

2024.06.12
お知らせ

天井画『白龍神桜波図』天に昇る

    

妙正寺(千葉県市川市・日蓮宗)

 

 

宗報の表紙に納められた『山の神 〜抱擁〜』

2024年6月7日〜9日の3日間をかけて、千葉県市川市にある妙正寺本堂外陣に天井画を納めさせていただきました。

高さ2.5メートル、幅約8メートルの大パノラマの天井画は、映水オリジナル技法である土彩画を使った世界で初めての天井画です。
外から差し込む光の加減で鱗の線が赤青緑桃紫と色とりどりに輝き時間によって表情を変える美しい天井画です。

令和3年度・日蓮宗「宗報」の表紙を担当し、その中で「七面天女」をモチーフに描いた作品をご覧になった院主様が天井画を依頼。
それから3年の年月を経て、無事に天井画を納めさせていただきました。

デザイン構想から2年。天井画の制作1年をかけて制作される様子は、TikTok、Instagramにほぼ毎日投稿をしてきました。制作に行き詰まった時にはたくさんのファンの方が応援をしてくださったおかげで、長い長い制作期間を乗り越えることができました。
本当に、本当にありがとうございました。

お寺deアーティストトーク(2024年6月7日〜9日)

設置作業が行われたた3日間は、《歴史の目撃者になろう!》をテーマに、映水主宰でお寺deアーティストトークが開催しました。連日たくさんの方にご参加いただき、宮大工さんの作業を見学しながら2年間の制作秘話についてお話しさせていただきました。

この天井画はこれから何百年とこのお寺で多くの人々の人生の節目を見守る役目を果たしていくと思います。何世代と続く人の営みをこれから見守る始まりの日を皆さんと一緒に過ごすことができたのは私にとってとても大きな喜びになりました。

これからもこの天井画が、多くの方に愛される天井画であり続けて欲しいと願います。

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