白龍神桜波図祈願祭
日程 12月21日(土)冬至
昼の部(無料) 9時30分~16時30分
夜の部(有料) 17時〜19時
会場 妙正寺(市川市・千葉)


昼の部:日本三大龍神画第一位 受賞記念・一般公開イベント
一年でもっとも夜が長くなる冬至は、「陰極まって陽に転ずる」とされ、古来より霊力が高まる特別な日とされてきました。全国のお寺でも「星祭」が行われるなど、重要な法要が営まれる節目です。
この吉日にあわせ、日本三大龍神画の第一位をいただいた記念として、妙正寺にて天井画の一般公開イベントを開催いたしました。
当日は、『白龍神波図』や『鳳凰雲図』などの原画作品を展示し、天井画の解説を行ったほか、『白龍神桜波図』をあしらった限定グッズも販売され、多くの方にお楽しみいただきました。
遠方から足を運んでくださった皆様に、冬至の夜に塩風呂に入って身を清めていただけるように清塩をプレゼントさせていただきました。
100人を超える来場者の皆様には境内を自由に散策していただいたり、天井画が時間とともに陽の光で表情を変えていく様子を撮影されたりと、特別な時間をゆったりと過ごしていただくことができました。
●昼の部の様子














夜の部:蝋燭の灯りとともに捧げる、星祭・特別祈願法要
夜の部では、20名限定の特別な祈願イベントを開催いたしました。
椅子を天井画の下に並べ、まずはアーティスト映水によるトークショーを実施。作品制作の裏話や、作品に込めた想いについてお話させていただきました。
その後、堂内の灯りをすべて消し、手元の蝋燭に火を灯していただくと、幻想的な光に浮かび上がる『白龍神桜波図』が、昼間とは異なる神秘的な姿を現しました。
続いて行われた「星祭」の祈祷では、堂内に響き渡る木剣の音が心に深く染みわたり、参加された皆様の心が凛と整っていくような、静謐な時間が流れました。
一年の穢れを祓ったあと、冬至点の時刻には全員で1分間の瞑想を行い、心身を調えながら、令和6年元日に発生した能登半島地震の被災者の皆様へ黙祷を捧げ、地域の復興を心から祈念いたしました。
こうして、あっという間に2時間の特別な時間が過ぎ、最後に記念撮影をして終了いたしました。
初めての試みで不安もありましたが、ご参加くださった皆様のおかげで、冬至にふさわしい心温まる素晴らしい会となりました。
ご来場、本当にありがとうございました。
●夜の部の様子









