新年早々のコロナ民体験でした
遅ればせながら・・あけましておめでとうございます
もう一月も終わりだというのに今更ですが。
新年早々に初コロナ民体験をしていました。
こんなに高熱が何日も続いたのは娘を産んでから初めてだったのではないかしら・・・
娘の部屋に一人で自主隔離生活をしていたおかげか主人が無敵な人なのかわかりませんが、旦那さんは感染することなく元気いっぱいでいてくれたことが何よりもありがたいことでした。
せっかく堂々と寝ていられるのだから、布団の中でゴロゴロとしながら何か本でも読もうかとか、なんかアイデアを描き留めて新作の準備でもしようかとか色々考えて、画集やらクロッキー帳やらを布団に持ち込んでいたのですが、
結局頭はぼんやり雨雲が立ち込めたように何も考えることができず、身体中の痛みと絶えず襲ってくる悪寒に震えて横になるのが精一杯でした。笑
結局、起き上がれるようになったのは熱が下がってから。
頭痛と体の痛みは相変わらず続いましたが、寝すぎて体が痛いんじゃないかと思うほど寝倒したので、気分転換に温かい日中の時間を見計らって小作品をキッチンで描き始めました。
昨年あたりだけ付けたまま、ほったらかしになっていた0号の小さな作品。
久しぶりに手元で作品が変化するのがわかる作品サイズを描きながら、絵を描く楽しみを満喫することができました。
小作品は大きな作品を描く前に試しておきたいことを色々と実験する場でもあります。
今までの描き方とは違う方法を試して、作品制作の過程をもっと自由に感覚的にできないかと試行錯誤しました。そして、頭に浮かんでは消えていくアイデアや言葉を書き留めて今年私が向き合いたい新しいテーマについて想いを巡らしていました。
コロナで突然無理やり全ての活動を停止して毎日自分の体の痛みだけに神経が集中する貴重な体験をして、忙しさを言い訳にどれほど私自身が自分の感情や感覚を蔑ろにしてきたことに気がつくことができました。これをきっかけに、午前中は自分と向き合って感じたことを色や形に置き換えながら自由な発想をする訓練を毎日するようになりました。
今年一年かけて、新天地を開拓してもっと自由に表現できるスキルと勇気を養いたいと思います。