淡く繊細な睡蓮の花が目を引く枕屛風です。水面を覗くと生命の営みが行われているのが愛しくて、アメンボやオタマジャクシも描き加えました。
桐板を薄く継いだ画面には、無垢ならではの美しい木目を見ていただけます。
目隠しであり、部屋の仕切りでありながら様々な風景などを室内に持ち込める日本古来の文化は、近年ますます海外での評価が高くなっています。壁にかけて鑑賞するアートではなく、生活の中に取り入れて使用するアートの楽しみをぜひ味わっていただきたいです。
大きさ:約300×120×30㎜素 材:桐板、アクリル所在地:個人蔵(岐阜県) 参考 価格:60万円(絵付代のみ)