芳名板絵付

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『迦陵頻伽飛来図』

天界で美しい声で啼いて飛ぶ迦陵頻伽は上半身が天女、下半身が鳥の架空の生物で、飛天と同じく花びらを撒いたり笛や太鼓などで音楽を奏でる姿で表されていることが多いです。

七面山敬慎院よりご注文いただいたこの作品は、230年ぶりに内陣の修復報恩事業が行われた際に御奉納者の名前を入れるための芳名板の装飾として描かせていただきました。
額の中には御奉納いただいた多くの方々のお名前が書かれた名札がはめこまれています。

天界へ招かれるようにという想いを込めて名札は雲に囲まれており、地に蓮華、天に迦陵頻伽を配して華やかな天界のイメージを表しました。板の木目が大変強い板だったので絵が途切れないように下地を作るのが大変でしたが、やはり木目があることで豪華さが一層増しています。

大きさ:約190×240cm
素材 :アクリル画
所蔵 :七面山敬慎院/日蓮宗 (身延町/山梨)